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織物の工程

  1. 企画・製紋
  2. 糸染め
  3. 整経
  4. 製織
  5. 完成

1. 企画・製紋|織物の基本となるデザインや組織を決定する一番重要な工程

発注元から伝えられたデザインの構想をもとに図案を描き、織物の設計図にあたる紋意匠図を作ります。

そして、コンピューターで織物情報を作成します。(フロッピーディスク)織る為の基礎となるものなので神経を使う工程です。

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2. 糸染め|紋意匠図とともに重要な作業のひとつ

指定通りに微妙な色を調整しながら糸を染めます。光の加減にもよるため、色合わせが難しい工程です。

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3. 整経(せいけい)|必要な長さと本数の経て糸を準備するのが整経

緻密な作業で、3千から1万本もの経て糸を準備します。糸が切れたり、引っ張りすぎたりしないよう一定の状態に保つようつきっきりで見ないといけない作業です。

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4. 製織|織機には、力織機、手機(たばた)、つづれ機の三種類ありますが、ここでは力織機をご紹介します。

織り出す前にフロッピーディスクからの情報を伝えるための装置(ジャガード)やジャガードと経て糸を連絡する綜絖(そうこう)と呼ばれる装置を準備し、織り出します。

一着の打掛を織り上げるのに15日から20日間かかる地味で根気のいる作業です。

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5. 完成|各工程で最高水準の技術を持つ職人の技と知識が終結し完成。

デザインに始まって、糸染、整経など織物を織るための準備工程を含めて完成までには、さらに細かく分業化されています。

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