夫婦の間でかわす最も代表的なものといえば結婚指輪ではないでしょうか。夫婦となる絆の証として、一生を通して永く身につけるものですから、いざ選ぶとなると迷いもつきもの。
今回は江戸時代に生まれた【幻の技術】木目金(もくめがね)を用いてつくられるブライダル・ジュエリーブランド「杢目金屋」のジュエリーコンシェルジュ、三浦文絵さんに、和の趣あふれる【世界に一組だけ】のブライダル・リングについて語っていただきました。
第四回 世界にひとつだけ、幻の技術の結婚指輪 杢目金屋 <ジュエリーコンシェルジュ>三浦文絵さん
夫婦の間でかわす最も代表的なものといえば結婚指輪ではないでしょうか。夫婦となる絆の証として、一生を通して永く身につけるものですから、いざ選ぶとなると迷いもつきもの。
今回は江戸時代に生まれた【幻の技術】木目金(もくめがね)を用いてつくられるブライダル・ジュエリーブランド「杢目金屋」のジュエリーコンシェルジュ、三浦文絵さんに、和の趣あふれる【世界に一組だけ】のブライダル・リングについて語っていただきました。
「結婚指輪」とひとことで言っても、いろいろ情報があって、「これ!」と決めるまでになかなか時間がかかると思います。ましてや永く身につける大切な夫婦の証しですから迷われて当然です。
杢目金屋ではとにかくお客様のご要望をとことん伺うようにしています。わからないことはどんなことでもお尋ねください。
杢目金屋の結婚指輪はすべて一点一点自社工房で手作りしています。技術的な面でわからないことはすぐに工房スタッフに確認できます。
また、男性と女性の趣味が異なることもあります。私ども杢目金屋では「オーダーリング」というメリットを最大限に生かして、お二人のご意見を反映させた指輪をお作りするお手伝いをさせていただきます。
木目金は同じ文様はふたつとして作ることができません。金属の組み合わせ、そして加工方法---たとえば金属をたたいたり、彫ったり、ねじったりすること---によってその文様は無限に存在します。偶然性が生み出す文様、とも言われており、「世界で一組だけ」「おふたりだけの結婚指輪」が完成するのです。
「杢目金屋」のブライダルジュエリーは、江戸時代に生まれた「木目金(もくめがね)」という技術を使ってつくられます。色の異なる金属を幾重にも重ね合わせたものを、加工して、美しい木目状の文様を作り出す、日本独自の金属加工技術です。江戸時代、刀装具の職人によって考案されたといわれています。実は海外でも人気がある技術で、日本同様「Mokume Gane」として広く知られています。
杢目金屋の指輪の特徴は、「世界で一組だけ」「フルオーダー」「ふたりだけのオリジナル」。やはりこれらのキーワードにひかれるお客様が多くいらっしゃいます。
資料は無料でお送りしておりますのでご希望の方はホームページ、またはお電話でお気軽にお申し込みください。
一組一組【真心】を込めて丁寧に、10年後、20年後もお二人に似合う納得のデザインを提案させていただくため、お打ち合わせは【完全予約制】とさせていただいております。
実は「木目金」という技術は、今では秘かなブームとなっているようです。他のブランドでも木目金の技術で作られた指輪を扱っているところがいくつかあるようです。
でも、美しいカラーゴールドで繊細な文様のものを制作できるのは杢目金屋のみ。金属工芸を学んだ杢目金屋の主宰・高橋が苦節ン年(笑)を費やして成しえた難易度の高い技術なのです。
現在はその高橋の監修のもと、工房スタッフが工程の一つひとつを丁寧に作業し、お二人の指輪を作り上げていきます。
ブランドの定番商品とくらべると、10倍以上の工程と時間がかかってしまいます。オーダーメイドのプラチナリングにくらべ、2倍以上の手間がかかります。その分制作スタッフの指輪にかける思いも、他のブランドとは比べることのできない重みがあると思います。
現在では、作る数に限りがありますのでご予約注文制としております。「お式に間に合わなくてもいい」と言われることもありますが、作り手としても一生に一度の晴れの日に間に合わせたいのが心情。まずはご相談ください。
杢目金屋ではお二人の指輪をお作りする際、その詳細を記録したカルテを作成し、一生涯大切に保管いたします。クリーニングや宝石のゆるみ直しなど、アフターケアに関してもお気軽にご相談ください。メンテナンスをご希望のときに、そのカルテと照らし合わせて適切な対応をさせていただきますので、生涯ご安心いただけます。